
あなたの周りにも、なぜかどんどん成功していく人がいませんか?
実は彼らには“ある共通点”があるのです!
本書『億までの人 億からの人』は、ゴールドマンサックスで17年間活躍し、20カ国以上の富裕層と関わってきた田中K氏が語る「お金持ちの習慣と思考法」を明らかにする一冊です。
この記事ではその一部を紹介しますが、本書にはもっと深く、もっと実践的な知恵が詰まっています。
「人生を変える習慣」を今すぐ始めたい方は、ぜひ最後までご覧ください
なぜこの本は読む価値があるのか?

- 著者は“机上の空論”ではなく、リアルな富裕層の実例を知る人物
- 理想論ではなく、誰でも実行できる「再現性の高い習慣」
- 「億を動かす人は、何をしていて何をしていないのか」が明確になる
富裕層の7つのルール(要約)

1.富裕層は「貯金しない」。“お金を運用する”が常識
本書の冒頭で著者が強調するのは、「資産家は“貯金”をしていない」という衝撃の事実です。
彼らは、現金を寝かせることをリスクと捉え、必ず株・不動産・ビジネスなどに投資して“お金に働かせて”います。
実際、著者が出会った億超えの富裕層で「ただ貯金しているだけの人」はゼロ
しかも、日本ではインフレが進行中。貯金の価値は実質的に目減りしているのが現状です。
2.自分で「意思決定」できる人が、億に到達する
富裕層には共通する考え方があります。
それが、「すべて自分で決める」というスタンス。
- 投資先をどうするか
- どこに住むか
- 誰と付き合うか
彼らは「親に言われたから」「SNSで勧められたから」で判断しません。情報収集はしても、最後は“自分で責任を持って決断する”のです。
この姿勢こそ、行動力・実行力の源泉であり、富を生み出す土台です。
3.成功者は「正しさより速さ」で動く
富裕層の意思決定には、ある法則があります。
「一番良いのは“早くて正しい判断”
億までの人 億からの人 ゴールドマン・サックス勤続17年の投資家が明かす「兆人」のマインド【田中渓】
二番目に良いのは“早くて間違っている判断”
最も悪いのは“遅いけど正しい判断”」
ミスを恐れてチャンスを逃すより、動きながら修正する。
この考え方が富裕層の基本姿勢です
4.“今すぐ役に立たないこと”こそ最優先する
富裕層が最も時間を使っているのは、実は緊急ではないが、重要なことです。
たとえば…
- 語学勉強
- 健康診断
- 筋トレ
- 読書
一方、多くの人が費やしてしまうのは、SNSや緊急対応などの“重要でないが緊急なこと”。
この「時間の使い方の違い」こそが、数年後の資産に大きな差を生みます。
5.すべてを「習慣化」して意思に頼らない
億超えの人たちは、何をするにも“習慣で動ける仕組み”を持っています。
例
- 朝3:45起床
- 25kmのランニング or 60kmのバイク or 7000mの水泳
- 30分語学学習
- 1時間読書
これらすべてを出張先でも欠かさず行うという著者の姿勢に、凄みすら感じます。
習慣化のコツ
- スケジュールに組み込む
- 他の行動とセットにする
- 前日に準備して迷いを消す
6.小さな成功が“勝ちグセ”を生む
「自分で決めたことを毎日やりきる」ことで、“勝ちグセ”が生まれる。
- 早起きできた
- 勉強続けられた
- 投資の判断を自分でできた
→ その積み重ねが自己効力感(=自分ならできる)を育て、挑戦を後押しします
7.人間関係も「分散投資」で孤独を避ける
富裕層は、人脈も投資と同じように“分散”して構築しています。
- 仕事
- 趣味
- 地域
- オンライン
1つのコミュニティに依存せず、複数の居場所を持つことで「孤独リスク」も回避。
実際、孤独は健康リスクにも直結すると言われており、富裕層ほど人間関係のケアを怠りません。
編集後記:読み終えたら、動きたくなった。

正直、この本を読んだあと、「自分は何をしていたんだろう」と思いました。
でも同時に、「今からでも間に合う」とも思えました。
なぜなら書かれていたのは、“特別なこと”じゃないから。
- 早起きする
- 小さなことを習慣にする
- 自分で決めて、すぐ行動する
普通のことを、普通以上に徹底している人が「億」を超えていた。
それだけです。
なぜ“今”読むべきか?
- NISAなど投資環境が広がっている今がチャンス
- 物価上昇(インフレ)で「お金の守り方」が重要になっている
- 「努力が報われない」と感じる人こそ、仕組みを学ぶべき
こんな人におすすめ!
- 投資に興味があるけど一歩が踏み出せない
- 自分を変えたいが、何から始めればいいかわからない
- 富裕層のリアルな考え方を知りたい
- 習慣や行動を見直したい

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