佐藤 スズメ風よ!光よ!ついでにWi-Fiよ!
雑談がうまい人間に、私はなりたい…
というのも、先日、とある飲み会で私は「人型の壁」と化していた。口元は笑っているのに、心は戦慄していた。「この場にいながら、何一つ話していない……」と。
そのときふと思い出したのが、あの男――中田敦彦。
そう、オリエンタルラジオの武装知識モンスターであり、YouTube大学の教授。彼が熱弁していた『雑談の一流、二流、三流』(桐生稔)の話が、私の脳内サーバールームからポンと飛び出したのである。
1. 雑談は「才能」じゃなく「設計図」だと!? 本書のメッセージとは
佐藤 スズメ「雑談力って、天性の明るさとか、人懐っこさが必要なんでしょ?」
そう思ってた。完全に思ってた。
でも違った。雑談は、「設計図」があれば誰でもできるらしい。これはもう、ビスケットの缶に入ったマニュアルを引き出すだけで家が建つレベルの話。
しかも雑談には、ちゃんと「流れ」がある。
- 始める
- 広げる
- 聞く
- 盛り上げる
- 終わる
RPGのバトルコマンド並みに整理されている。そして、この5ステップごとに「三流・二流・一流」の違いが明示されているのが本書のキモだ。
2. 実生活でどう使う?一流の雑談への5ステップ(本書より)
→ いきなり話さず、相手を主役にする挨拶から。「おはよう」+「今日早いですね」+「なんか予定あるんですか?」の3コンボで、雑談という名の舞台が開演する。
→ 共通点を探すのではなく、違いに興味を持つのがプロ流。「え、アニメ見ないの?どんな娯楽派なんすか?」と掘るスタイル。
→ 相手の話を承認し、全力で励ます(褒める)。ブラック企業話が出たら「そんな環境で5年!? もうそれだけで歴史人物っすよ」みたいに、相手の武勇伝に変換。
一流はビフォーアフターを褒めるのだ!
→ 擬音! 例え! 一人二役! エピソードを演出し、会話にマイケル・ベイの爆発を足す。突然「ドーン!」とか言いながら再現する人、実は一流。
→ 雑談にエンドロールを。最後に「骨折から復帰した話、ガチで泣きそうになりました」+「そういえば例のバー、今度話しますね」と伏線を残して幕を引く。
佐藤 スズメつまり雑談とは、
漫然としゃべるものじゃなく、プレイリスト付きのDJパフォーマンス。
2-1. 補足
◆ネガティブ話はスルー厳禁!
例えば、誰かが「最近仕事きつくて…」と言ってきたとき、
三流:スルー
二流:「わかる〜」で終了
一流:「でもそれ乗り越えてきたの、すごくないですか?」
つまり、ネガティブの中に光を見出す修造メソッド。泣いてる相手の中に、カメハメ波の種を見つけるのが一流。
佐藤 スズメネガティブ雑談がきたら・・・「修造」を思い出せ!
3. 読後に訪れる変化|こんな人におすすめ
この本を読んだ人が感じた変化
- 「雑談怖い病」が治る。話しかける前にお腹痛くならない
- 会話の始まりに設計図があるだけで、緊張が激減
- 「話すのが得意」じゃなく「聞き方が上手い人」になれる
- 飲み会・職場・エレベーター内…どこでも話題が拾える雑談スナイパーに進化
- ネガティブな話題に対して、優しい修造化できる
- 「共通点ない=詰んだ」じゃなく、「相違点こそ宝」と思えるようになる
- そして最終的に、あなたのまわりに人が集まり出す(雑談は磁力)
特におすすめな人
- 飲み会・立食パーティーで壁と同化しがちな人
- 営業・接客・教育など「人との関係」が仕事に直結する人
- 「会話が続かない」「何話せばいいか分からない」と夜ふかししてる人
- プレゼンはできるけど、アイスブレイクが下手なビジネス戦士
- 友達や恋人との会話で、沈黙の沼に落ちがちな人
- 上司・部下・後輩との距離感にいつも悩んでいる人
- 「面白いこと言わなきゃ」と気負って空回るタイプ
- SNSのリアクションが苦手で、既読スルー魔になりがちな人
- 初対面で無表情になりがちな人見知りジェダイ
- 自信を持って「私は雑談が得意です」と言いたいすべての人
この本を知れば、
もう「たまたま盛り上がった会話」なんて言わなくていい。
すべては再現性のある技術なんだ。
佐藤 スズメ雑談よ、今こそお前を手なずけるときだッ!
4. まとめ|一流の雑談力・覚えておきたいことリスト
最後に、動画内で印象に残っている書ききれなかった部分を踏まえ、本記事のまとめを羅列していきます! 忘れないよう時折[ここ↓]ここだけでも見返そう!あ、自分用でもあります(笑)
✅雑談は「才能」じゃなく「設計図」で攻略できる
✅雑談には5つのステップがある
①始める
②広げる
③聞く
④盛り上げる
⑤終わる
✅一流の「始め方」は、挨拶+ひと言+質問(2プラス)で会話を開く
✅雑談で重要なのは「表情」!話しかけやすい顔つきが入口をつくる
✅名前は呼びまくって覚えるのが一流流儀(記憶+好感度UP)
✅話を広げるときは「共通点探し」より「相違点いじり」がプロの技
✅褒めるならビフォーアフターで変化を称えると心に刺さる
✅ネガティブな話は「承認+励まし」で松岡修造モードに入る
✅盛り上げ技:擬音、例え、一人二役、巻き込み質問で演出する
✅雑談の終わり方は「具体的な話題+余白の伏線」で印象を残す
✅多人数の場では「空いてる役割」にサッと入れるのが一流
✅自己開示は1枚ずつカードを出し合う感覚で
✅雑談とは、「相手を主役にする演出」であり、「未来への橋渡し」
