風よ!炎よ!上司の雑談よ!
私は今、会社の給湯室で考えている。
佐藤 スズメ今日も何しゃべればいいんだ、この人と……(꒪ཫ꒪; )ヒィィィ
その『この人』が、うちの部長である。毎朝ゴルフの話しかしない。私は体育2。右足と左足の区別すらあいまいな人間だ。
だからいつも、「へえ~」とか「すごいですねえ~」とか、東京湾よりも浅いリアクションを返す日々だった。
しかし、そんな私にも転機が訪れた。
それがこの一冊──
『雑談の一流、二流、三流』(桐生 稔)
この本、読んだ瞬間に雷に打たれた気分だった。いや、打たれたことないけど。
雑談は才能じゃなくて設計図
って書いてあった。
この言葉、エグいほど沁みた。あ、これ私でもやれるやつじゃんって。( ✧Д✧) キラーン!!
上司との雑談を攻略する5つのカギ
給湯室の沈黙を切り裂くのは、話題じゃない。
光を当てて、表情で誘って、質問で撃て。
暗い話は修造で打ち返し、次回予告でフィニッシュ!
雑談地獄を生き延びる5つのコツ、いざ発射!
1. 雑談は、話すより「光を当てる」技術
たとえば朝。 「おはようございます!」 ……で終わったら、二流。
そこに「今日早いですね!」と一言加え、さらに「何か朝から予定あるんですか?」ともう一言足す。
たったそれだけで、会話は雑談に進化します。スライムがメタルスライムになるくらいの進化。
大事なのは、「上司を主役にすること」
聞かれて嬉しくない人間などいない。
あなたの聞く力が、上司の自尊心に栄養ドリンクを注ぐのだ!
2. 表情から戦え!顔面で信頼を勝ち取れ
雑談の本質、それは内容じゃなくて雰囲気。
そしてその雰囲気を決めるのが「表情」だと、桐生稔さんは言います。
ディズニーのミッキーは、常に笑ってる。彼は一言もしゃべらないのに、世界中から「また会いたい」と言われる。あれこそ雑談力の究極体!
あなたも、ミッキーになればいいんです。
眉毛を上げろ。口角を吊れ。
「表情がいい人に話しかけたくなる」 この法則、侮るなかれ。
そして私はやった…
いつもより5ミリ口角を上げた。目尻に少しまぶしがりを足す。
結果、部長が言った第一声がこれだった。
佐藤 部長「なんか…今日、良いことあった?」
効いたーーー!!表情、効いたーーー!!
話題ゼロでも、顔面だけで雑談が始まった瞬間だった✧。ヾ(。>﹏<。)ノ゙✧。
3. 「違い」で攻めろ!共通点探しは罠だ
話題を広げるときも「共通点」探しに右往左往しないでいい。 大事なのは「違い」——相違点に突っ込むこと。
共通点を探す会話は、当たれば盛り上がるけれど、なかなか見つからないのが現実。 そこで有効なのが、「あえて違う部分」に注目する雑談術。
たとえば上司が「休日はゴルフ三昧でさ〜」と言ったとき、 あなたが「自分はゴルフ全然やらなくて…」と違いを明かすのはOK。
その上で「どのへんが面白いんですか?」と掘っていけば、上司の話はどんどん広がる!
違いを否定せず、「おもしろポイント」としてインタビューする。
これが、聞き上手の真骨頂
4. ネガティブは称賛タイムに変換せよ
もし上司がネガティブなことを言ってきたら?・・・それはチャンス!
スルーしたら三流。 共感だけで止まれば二流。
一流は、「全力で肯定&励ます」
この一言で、あなたは気が利く部下から信頼できる相棒へレベルアップ。
上司のなかで、あなたはもうただの部下ではなく、理解者に昇格している。
・・・ある日、今でも覚えてる。
部長がぼそっと言ったこと…。
佐藤 部長「最近、部下が全然動かなくてさ…」
チャンスきた。これぞ[励ましの一流型]発動タイミング!
佐藤 スズメ「でも部長って、その状況でも数字落としてないの、マジで凄いですよね」
「誰でも不満は言うけど、結果残すのって至難じゃないですか?」
すると部長、3秒黙って…
「いや〜……実はな……」って語りモード突入!
雑談は、上司の武勇伝という名の温泉を掘り当てる作業だって、気づいたよね。( ゚∀゚ )ニヤニヤニヤニヤ!!
5. 雑談は終わり方が命!伏線を張れ!
雑談を制する者は、別れ際も美しくあれ。
「今日はありがとうございました!」だけでは二流。
「さっきの◯◯の話、すごく参考になりました」 と…
具体エピを添えて返す。相手の心にメモされる部下になる。
さらに、余白を残すのが一流の技。
「今度、そのゴルフの名門コースの話、もうちょい聞かせてください」
続きがありそうなCMの入り口を作って終わる
それが、次の雑談につながる伏線回収の布石になるのです!
まとめ|雑談は設計できる『演出』である
上司との雑談で大事なのは、面白さでも情報量でもない。
1「相手を主役にする」
2「表情を整える」
3「違いを掘る」
4「ネガティブ=全力肯定+全力励まし」
5「雑談終わりは具体エピ感謝+続きを作る」
たった5つが揃えば、あなたの雑談は一流に化ける。
・・・雑談は演出だ。あなたが仕掛ける会話のマジックだ。
話題がない?
趣味が違う?
オーケー。それでいい。
大事なのは、
「どう話すか」
「どう相手を主役にするか」
そして
「表情とリアクション」で舞台を彩ること。
『雑談の一流、二流、三流』には、そんな誰でも使える魔法の脚本術が詰まっている。
会話は舞台。上司は役者。あなたは演出家。
佐藤 スズメ今日も最高の雑談劇場を、給湯室から始めようじゃないか!
この本は、まだまだこんなものじゃあああない
ここまで紹介した内容はほんの一部。 桐生稔さんの『雑談の一流、二流、三流』は、 上司との会話だけでなく、部下・同僚・営業・恋愛・SNSにまで応用できる会話の虎の巻。
「沈黙が怖い…」という人から、「もうちょっと深い関係性を築きたい」という人まで、 雑談に悩めるすべての現代人に捧げたい一冊です。
たとえば――
- ネガティブな話への励まし技術
- SNSへのリアクションの極意
- 大人数の場で「空いている役割」を取る柔軟術
- 雑談の終わり方に残す余白のセンス
どれも「たしかに!」と膝を打つ実践ネタばかり。
佐藤 スズメ何を話すかより、どう演出するかを知りたいあなたには、間違いなく刺さります (´;ω;`)💘ピシッ…
