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#2. 職場の雑談が苦手で、天井のシミと会話してた頃の話(そして克服)

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職場の雑談が苦手で、天井のシミと会話してた頃の話(そして克服)

風よ!炎よ!雷よ!
そして天井のシミよ、私を見ていてくれ…!

――これは、職場の雑談が苦手すぎて昼休みに壁を友とし、天井のシミに

佐藤 スズメ

「今日は焼きそばパンですか」

と話しかけていた社会人が、ついに人間へと進化するまでのサバイバル記録である。

で、救世主が誰だったかというと、桐生稔さん。
あの伝説の一冊『雑談の一流、二流、三流』である。

この本、まずタイトルが最高。
一流・二流・三流って…階級社会を雑談界にも導入しちゃった感、たまらん。

そして内容はというと、

「雑談は才能じゃなく<型>でうまくなる」

という、雑談弱者には涙が出るような名言で始まる。

え? 型?
それって技術でどうにかできるってこと?
あの、血の滲むようなコミュ力地獄に希望の光ですか?

目次

1. 雑談苦手人間の症状:それは「話しかけられ待ち」という名の冬眠

私の雑談偏差値はというと、27くらいだった。
職場の朝の「おはようございます」がギリの山場で、それ以上は沈黙のワルツ。

同僚:「今日、雨ですね〜」
私:「……はいっ(ガンダムばりの即答)」

こっちはこっちで全力なのに、なぜか空気が冷える。
エアコン止めてんのになんでだよ。

特に苦行だったのが昼休み。
みんなが笑ってる横で私は、天井のシミに話しかけていた。

「ねえ、あれ人の顔に見えない?」
誰も答えちゃくれない。なぜなら私は三流だったからだ

2. 一流の雑談は「挨拶+2」で始まるらしい

桐生さんは言う。雑談には『型』がある、と。
その第一歩が、

「挨拶+一言+もう一言」

の三連コンボ。
これだけで雑談になるらしい。嘘だろ?と思ってやってみた。

私:「おはようございます」
相手:「おはようございます」
私:「今日、朝ずいぶん早かったですね」
相手:「ああ、ちょっと病院寄ってきたんですよ」
私:「えっ、大丈夫ですか!?」

――会話、続いたァァァ!!!!!(号泣)
もうね、天井のシミとは会話できない体になっちゃったよ。人間最高w

3. 雑談は武道である。型を繰り返せば、誰でも帯がもらえる

この本を読んで職場の雑談が苦手な私が、
一番刺さったのがやっぱり、

雑談は、才能ではなく『型』でうまくなる

ってところ。

営業でも、チームのコミュニケーションでも、飲み会でも、恋でも、
全部この型で基礎が固まる。つまり、これは雑談道なのだ。

剣道に構えがあるように、雑談にも「始める」「広げる」「聞く」「盛り上げる」「終わる」の五段活用がある。
私はようやく、棒立ちの雑談初心者から、構えを覚えた一兵卒になれたわけだ。

4. 雑談を克服したその先には「人間関係という名のラピュタ」があった

雑談を克服すると何が起きるかって?

  • 会議で意見が出しやすくなった。
  • 上司との距離が縮まって、変な緊張がなくなった
  • 挙げ句の果てには、「話しやすい人」って言われた。え?私が??

これってもう、奇跡というより、錬金術。雑談エルリック兄弟もびっくりよ。

まとめ:あなたもきっと雑談の型で職場を生き延びられる

職場の雑談が苦手で、毎日がつらい。
何を話せばいいのか分からない。
気まずさを恐れて、話しかけられない。

そんなあなたにこそ、『型』という武器を手にしてほしい。

『雑談の一流、二流、三流』は、雑談地獄に沈む者にとっての浮き輪であり、
時にバズーカでもある。

あなたの職場人生に、天井のシミじゃない『誰か』との笑いが戻りますように。

あとがき

……ちなみにこの本、『雑談の一流、二流、三流』

ここまで語っておいてナンだけど、これでもまだ『さわり』に過ぎない。

雑談の始め方だけじゃなく、

「相手との違いをネタにして広げる技」とか、
「ビフォーアフターで人を褒める極意」とか、
「ネガティブ話への励ましの変換装置」とか、

雑談が苦手な人にとってのコミュ力トレジャーハントがまだまだ詰まってる。

つまり何が言いたいかというと、
雑談に自信がない人ほど、この本は一度開いてほしい。
人生の間が、きっと少しだけあたたかくなるから。

佐藤 スズメ

天井のシミとも、いい感じにサヨナラできるかもよ・・・
シミと友達だったの多分私だけ 笑・・・えないw

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