このハラのユルさのように

家族・仕事・コンビニ・心理学・その他諸々、『書きたい事を面白おかしく』をモットーにひたすら書いていく雑記ブログ。世界が笑顔で平和で最高になりますように!

このハラのユルさのように

アルバイト先のコンビニに面白い(変わった)高校生店員が来た話

コンビニやスーパーで、変わった客の話しってよく聞くと思うんだけど、

それをも超えてくる変わった店員がいることもあるんです。

 

 

 アルバイト先の少しキモイ人のお話

 

僕は夜21時〜0時までコンビニでアルバイトをしています。

 

僅か3時間ですか、その僅かな時間でも変わったお客さんがちらほら見えます。

通称、珍客です。

珍客です・・・

 

が、

 

その珍客さえも凌駕する珍定員がいます。

 


 

ーー今回の主役でもある彼の名はジャンボ山本。

見た目は『30代か?』と思わせる風貌。

しかし年齢は17歳の高校生。

まだまだ小坊主。

いや、

ただのおっさんだ。

 

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(こんな感じ。↑)

 

我ながらよく似せて描けたと思う。

 

彼、ジャンボ山本との出会いは突然だった。

いや、出会いは億千万で胸騒ぎだった。

 

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いや、

ただ普通にアルバイトをしていたから出会っただけだ。

 

 

ーー時刻は夜21時 ーー今日はバイトの日

『くそかったりー』

 

毎回そう思いながら、バイト先のコンビニ・【イレブンピーエム】へと足を運ぶ僕の名前は工藤ごんざえもん。

 

かれこれ『くそかったりー』を2年間している。

 

しかしこの日は新人が入ってくるという事で若干楽しみでいた。

 

『今日は新人の高校生が来る日だな。さて、どんな風に先輩風を吹かせてやろうか。ふふふ』

 

クズな思考を張り巡らせ、バイト先の店に出勤時間ギリギリ5分前に辿り着いた。

だがまだ店には入らない。

外に備え付けてある灰皿の前で一服をするのだ。

 

ポケットから少しクシャついた長方形の箱、メビウスMODE06を取り出した。

残り僅かになった箱の中から、これまた少しクシャついたタバコを1本取り出し火を点けた。

 

『ふぅーーー、新人に俺の2年間の知識・集大成を植え付けさせてやるか』

 

さながら次元大介を匂わすクシャついたタバコ片手に、クズな思考に拍車をかけた僕は、店に入る前に新人の顔を拝もうと店内の様子を見た、

・・・が、それらしき人物は見当たらなかった。

 

 

時間も時間だ

フィルターギリギリまで吸ったタバコを灰皿に捨て、店内へと入っ・・・

 

いらっしゃいませー!!!

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!!!

(えっ? 居酒屋!?)

 

新人らしき背の高い坊主頭の男に居酒屋かと勘違いさせる程の声量で「いらっしゃいませ」された。

 

後に知る、

こいつがジャンボ山本だった。

 


 

「あー始めまして、ここでバイトしている工藤です。」

「はじめまして!!!」

 

(・・・声でか!てか・・・おっさんじゃねーか。)

 

事前に聞いていた新人の年齢は高校生だったが、見た目があきらかに違っていた。

普通におっさん。

声も体格もでかいおっさんだ。

 

疑問に思いながらもおっさんに軽く挨拶をし、レジ裏にあるバックルームを目指すためその横を通りすぎる。

 

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(なんか威圧感すごいんだけど・・・)

 

何故か物凄いプレッシャーを感じながらもバックルームに辿りついた。

 

小綺麗に清掃されているバックルームで、僕には少し大きめなサイズの制服に着替えている最中、頭の中でよくわからない悪態を吐いた。

 

(なんだよ、おっさんじゃねーか。先輩風吹かせられねーじゃんか。てかなんかこえーよ! てか服のサイズLLはでけーよ!)

 

そうこうしているうちに出勤時間の21時まで残り約2分に差し掛かった。

 

しかし、過去友達に「もっと時間にルーズになれ!」とよく分からない事を本気で言われた僕は21時ジャストまでは働かない。

 

(過去記事

【やる気スイッチオン】って子供に効果があるの?行動が遅いわが子に試してみた結果・・・ - このハラのユルさのように

を参照していただければ幸いです)

 


 

ーーバイト開始まで残り僅か。にも関わらず、家から持ってきたお〜いお茶を一口飲みこみ最新式のクリアな映像の防犯カメラでおっさんの姿を見てみる。

 ・・・ごっくん・・・(でけえ。)

 

推定180センチ超えはある身長に、ゴツゴツした身体。

そしてやはりおっさん。

 

巨人の隣にいる、小さめな身長の高校生アルバイト店員、中田ちゃんが小学生に見える。

 

・・・これじゃあまるで・・・進撃のほにゃららじゃねーか。

 

人間観察ならぬ巨人観察をしていると、なにやら巨人が中田ちゃんに話しかけているのが聞こえた。

 


 

「おれさ、ライギョの稚魚飼ってるんだけどさ」

 

どうやら【ライギョ】という少し珍しい魚の話をしているようだ。

 

「稚魚から育てるの難しいんだよねー」

「ふーん」

 

中田ちゃんはまるで興味がない。

 

 

ーーしかし、僕はこのライギョという魚を知っていた

 

そう、

この魚は・・・外来種だ!

そう、
これは・・・ただのしったか知識だ!


アルバイト開始まで残り約1分。
出勤時間を登録するため名札に付いているバーコードをスキャンする。

[ピッ]


残り約40秒。


再度防犯カメラを見ると巨人と中田ちゃんとの距離が縮まっているのがわかった。
いや、巨人が歩み寄ったのだ!
(またまた後に知る事になるが、ジャンボ山本は人と会話をする時ムダに距離が近いのだ!)

 


 

ーーそれを見た工藤イェーガーは(僕は)目頭が熱くなった。

助けなくちゃ。
(高鳴る鼓動)

助けなくちゃ。
(震える拳)


助けなくちゃ。
(血走る目)


助けなくちゃ!
ウォールマリア(バックルーム)の先にはいる!

 


右手の拳を左胸に当て恐怖するのを搔き消すかのように心の声で思い切り叫んだ!

 

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3


2


1

 

 


0

 

 

 

時間だ・・・

21時になり中田ちゃんと交代すべく巨人がいるウォールマリアの外へ駆ける。
(はぁはぁはぁ、中田ちゃんっ!交代だ!あとは俺に任せな!)

「あ、おつかれさまです〜」
「あ、うん。おつかれー」

戦闘で(バイトで)疲れ切った中田ちゃんはウォールマリアへ避難した。

 

そして、
俺の目の前に180m級の超大型巨人が立ちはだかった。

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ここから先は・・・
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俺が相手だー!

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「ライギョ飼ってるんですか?」
(僕ライギョ知ってるよ、少し珍しいライギョという魚知ってるよ。外来種だよね?)
というしょうもない知識を自慢してみようと喋りかけてみた。

「え? あっ、飼ってますよ!ライギョ知ってるんですか?」
「外来種の魚でしょ?」

「そうです! そうです! ライギョ知ってるなんてすごいっすね!」
「え? そうかなー? あははは」


なんだ、良い巨人じゃないか。にしても、話す距離近くねーか?

 


ーーライギョが外来種だというしょうもない知識を褒められ、少し気分がよくなった工藤イェーガー。
近すぎて初対面で唾を飛ばをされたのは初めてだが、まあ、許そう。
きったねーな!!

服に飛んだ唾を一応失礼のないよう水道近くに備えてある、手を拭くペーパーでゴシゴシ拭く。

巨人の視線が明後日の方へと向いている隙に拭く、拭きまくる!
きったねーんだもん!
ゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシ

 

拭き終わり顔をあげてみると、

・・・あれ? めっちゃこっち見てますがなあ!!

そうか、

あからさまに拭きすぎたんだ!!

 

そのときだった。
『パーンポーン』


「いらっしゃいませー!」


!!!

(えっ! 居酒屋!?)

 


巨人と目が合った瞬間お客が自動扉を開け店内へ入ってきたのだ。
(た、助かったー)


唐突な巨人の雄叫びに若干怯んだが、なんとか意識を保ったままでいられた。

 

しかし、内心ドキドキが止まらなかった。

 

まさかこれは恋!なわけはない。


武者震いなんかでもない。

これは、、、恐怖そのもだ!

『はぁはぁはぁ、なんなんだコイツ!』

次の『いらっしゃいませー!』に身構え巨人を見据えていると、胸元についている名札が視界に入ってきた。

【山本】

あれ?たしか、聞いていた新人(高校生)の名前も山本だったような・・・。

え?

ちょっ、

まって、

ま、さ、か、

こいつ。

奇行種か!!!

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じゃなく、


高校生か? 老け顔の高校生なのか?
疑問に思い会話の合間に恐る恐る尋ねてみた。


「山本さんって何歳なんですか?」
「今年で17歳ですよ」


・・・

 

うそ、


だろ。


その時だった。
ウォールマリアから中田ちゃんが突然出てきたのだ。
おそらく助太刀にきてくれたのだろう。
(あ!あぶない!ここは危険だ!)

「おつかれさまで〜す」
「あ、うん。おつかれー」


淡々とした様(さま)で巨人と僕の間を通り抜け、壁の外の世界へと出ていった。

その際、中田ちゃんと巨人を改め見比べてみた俺は驚愕した。


前田あちゅこの演技を初めて見た時くらい驚愕した。
メンタリストたいこの歌声を初めて聴いた時くらい驚愕した。


え?この2人同い年なの!?

平静を装い巨人の顔を再度見る。


・・・「え?君、高校生なの??」
・・・「それ、ひどいっすよ!」


つい口から出た言葉に反省するが、
再々再々度、確認するかのように目の前の180m級の巨人を見上げ凝視し、外の世界へ行った中田ちゃんを思い出してみる。

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至る所の差が激しいなオイ!
あっ、ジャンボ山本にしよう!

と、

素晴らしい【あだ名】を思いついたのだった。


ーー何はともあれ、この巨・・・ジャンボ山本は見た目老けてますが現役ピチピチゴツゴツ高校生でした。

そして、珍行動をする珍店員で珍行種でした。

そんなジャンボ山本君。

僕は好きです(笑)
だっておもしろいもん(笑)


突然ですみませんが、ジャンボ山本(珍店員)のお話しはまたにします。

またどこかのお楽しみに〜。



パーンポーン

「いらっしゃいませー!!!」