【二重人格】
二重人格とは、自分の精神を守るため一人に二人の人格が共存してしまう病気。(個人的見解)
ーー病気という表記は賛否両論あると思いますが
あれは・・・病気だと思う。
むしろ当時は、
いつか治るかもしれない病気と捉えたかった。
二重人格だなんてテレビのドラマとかしか見たことなかったし、
実際にそういう方達がいたとしても極稀だと思うので
僕の人生で関わり合うことなんてまずないだろうなって思ってた。
でも
・・・
初めての彼女が二重人格だったのデス!death!

出会いとキッカケ
僕がまだ高校生に成り立ての頃。
彼女が欲しくて欲しくて喉から手が出る前に
『彼女って何処に売ってんだろ?』って呟いてしまうほど“彼女”という存在が欲しくて仕方ありませんでした。
「誰でもいいから! 誰でもいいから紹介してくれぇ!!」っと、
他校の友人アキオに尋ねてみると
「誰でもいいなら・・・」っと少し意味ありげな含みを持たし1人の女の子を紹介してくれました。
彼女の名前はユキ(仮名)
アキオが紹介してくれたのは僕と同い年のユキ。
ユキは写真で見る限り可愛いらしい容姿で、
正直、、、
超タイプだった。デレデレえへへへ可愛い最高!
アキオに感謝しつつユキのアドレスを聞き、
先ずはメールをしてみることに。
[初めまして!工藤です!!アキオから聞いてるよね?]
[初めましてユキです♡聞いてるよ〜よろしくね☆]
最高!マジいい子! 付き合いたい!
メールじゃ何も分からないけど当時はこれだけで好きになっちゃうほど
ウブでバカで変態でした。
そして、
最後に言われたアキオの助言「気をつけろよ」は頭の中から完全に消えていました。
2対2で遊ぶことになった
それからは頭の中彼女のこといっぱいでした。
早く遊びたい会いたい遊びたい会いたい遊びたい!や
日に日に想いは強くなり
ついに遊ぶことになりました。
っといっても初めて女の子と遊ぶのは緊張するのでお互い友達を連れて行く事を提案してみました。
[いいよ☆可愛い子連れてくね! 工藤君もカッコイイ子連れてきてね!]
[ 了解!]
初めてユキと遊んだのは夜
アキオとは別の友人、ヨシタカを誘い待ち合わせ場所のコンビニへ。
ヨシタカは嵐の桜井翔をダンプで2度轢かせた感じのフェイスで、
フェイスオブダンプと呼ばれていました。

・・・桜井翔は世間一般的にはイケメンとされている部類
つまりカッコイイ
大丈夫
嘘はついてない・・・
フェイスオブダンプと僕はユキとその友達が到着するまで夜のコンビニの駐車場でタバ◯を吹かせながらカッコつけて待っていました。
ダンプ「ユキって子、そんな可愛いの?」
僕「すぅぅうーーはあーースーパー可愛いよ」
ダンプ「なんやねんそれ(笑)連れてくる友達は可愛いんだろうな?」
僕「さあどうかなー? でも可愛い子連れてくるとは言ってたよ」
ダンプ「おっほ!」
フェイスオブダンプの期待が『おっほ』っと膨らむなか
遠くの方から女子のキャッキャという黄色いJKっぽい声が聞こえてきました。
きた! ついにきたのか!!
次回に続きます
よければ見てね☆
続き↓
3-【二重人格の彼女】別れの原因がやばかった|早く帰れマジで!