このハラのユルさのように

家族・仕事・コンビニ・心理学・その他諸々、『書きたい事を面白おかしく』をモットーにひたすら書いていく雑記ブログ。世界が笑顔で平和で最高になりますように!

このハラのユルさのように

美容師を辞めるきっかけは見習い合宿でした

前回の続きです。

www.s-mono.net

 

タイトルの【美容師を辞めるきっかけ】だけを知りたい方は目次で【その後、僕は美容師を・・・】へ飛んでね。

 

 

 

ーー笑ってしまった僕は渡辺の取り巻きに外に連れ出されました。

 

 

そして、

悪夢のような合宿が幕を開けたのでした

江口のせいでこんなことになり、(完全に逆恨み)

渡辺とは別の先生? みたいなのと話をすることに。

 

「んで、工藤だったか? どうするんだ? 帰るのか?

 

(なんなのコイツら。帰れって言ったのお前らの最高責任者だっけ? あいつじゃねーか。)

 

こういう場面って『帰らないです! すみませんでした! 頑張ります!』って言うのが定石なんだと思うんです。

多分今話してるこの取り巻きの先生もそうくるものだと思ってるんですよね。

 

でもね、

この時あまりにもムカついたのと、初っ端からこんな感じならこ二日間も耐えれないと思ったんです。

だから言っちゃいました。

 

「いや、帰りますよ」

あ~もう仕事行けねえやっと思いつつ「帰る」って言っちゃいました。

 

もうね取り巻きもビックリ。

恐らく帰るとか言い出した合宿性初めてだったんじゃないかって思うほどビックリしてたよ。

 

「本当に帰るのか?」

「帰る!」

こんなわがままな自分に自分でもビックリだよ!

 

しかしその後いくら帰ると言っても帰らせてもらえず結局残る羽目になりました。

(このやり取り何だったんだよ! 意味ねー)

 

まああれだね、この人達的にもこっちがお金払って来てる合宿だから帰せなかったんだろうね。

 

 

なんか色々あったけどしれっと体育館に戻ってきました

体育館に戻ると7人づづくらいの決められたグループにいつの間にか分けられていました。

 

僕も適当なグループに混ぜてもらう訳ですが・・・

それはもう恥ずかしい、恥ずかしい。

 

「君、大丈夫?」

「あ、うん」

 

てな感じでこのグループとこれから一緒に過ごします。

 

 

その後色々やらされてやらされてやらされて・・・深夜1時

まさかの深夜1時ですよ! もうくったくた。

いろいろな事やらされたけど、その間も事あるごとに「スイッチオン!」って言わなくちゃいけなくて喉もガラガラ。

「はい」の変わりが大声量で「スイッチオン」でしたからね。

 

そんなこんなで、僕達も含め全グループはようやく泊まる部屋に案内されました。

 

こんな時間まで本当に疲れた。

長かった1日もようやく終わる。

つってもまた明日もあるんだけど。

はぁー

 

とりあえず寝よう・・・としたら渡辺が突然部屋に入ってきました。

 

渡辺 「えーそれでは今からこの台本を暗記してもらう」

と言って手渡されたのはとてもすぐには覚えられそうにもない程、文字がビッシリ書かれた台本でした。

 

(は!? 今から? 何時だと思ってんの? 深夜1時だよ! は!? )

 

渡辺「これを暗記して一字一句間違えずに私の前で演技してもらう。合格したグループから寝てもいい事にする! さあ、頑張れ!」

 

(はあー!! 俺たち役者じゃないから! なんでこんなことを。つーか時間考えろやあああ! 「頑張れ」じゃねえよおおおお!!)

 

マジで鬼畜とはこの事だと思いました。

 

しかし鬼のような渡辺の言うことを聞かなければその後どんな仕打ちが待ち受けているか、想像しただけで吐き気がするほどでした。

 

渡辺 「私は別室で待機してるから、覚えたと思ったら来い」

 

あーん? 何が「来い」だ。

こいつまじでいけすかねー顔しやがって!

とは言えずに台本を暗記するのであった。・・・オワタ(笑)

 

 

ーー深夜1時30分

必死で台本を暗記する中、ウトウトし始めたら同じグループの女子(とんでもねーブス)に怒られたけど・・・

ねっむー もう限界。ウトウトウトウトウトウト・・・zzz

 

「ちょっと工藤君! 何寝てるの! ちゃんとしてよ!」

  

「あ、ごめん」

(はー眠い眠い眠い眠いあとこの子ブスだなー  あ、ごめん)

 

でもね、本当にブチャイクだったんだよお。いや、本当ごめん。

 


 

そんなことより少し寝てしまったとき閃いたんです!

 

この台本の暗記、『一字一句間違えずに覚えろ』って無理難題な事を言ってるけどこれに何の意味があるのか。

 

ただの嫌がらせ? そんなわけない。

じゃあ何だ。何のためにこんな時間にわざわざ・・・

一体これに何の意味があるんだ。

 

 

・・・PiiiiiiiN!

閃いた!

朝の渡辺の言葉を思い出してみる

(美容師たるもの役者だ!)

 

今台本を覚え渡辺の前でしようとしていることは寸劇のようなもの。

つまり役者

暗記だけに気をとられちゃいけない。

 

そして、深夜1時という時間にした理由。

必死で暗記しようとしても睡魔で中々覚えられないのは誰が考えても分かる。

そうなるとどうなるか、

 

眠い。でも合格するまで寝てはいけない→でもやっぱり眠い→誰かがウトウトし始める→注意される→喧嘩になるかもしれない=仲間割れ

悪循環の出来上がりって訳だ。

 

渡辺はこうなることを予想しているはず。

じゃなきゃわざわざこの時間にしないだろう。

 

じゃあどうすればいいか?

答えは簡単・・・反対のことをするだけ!

 

つまり仲間意識を持ちつつ演技をすれば合格って事だ!

 

そしてラッキーな事に朝の体育館での事件で僕はこの合宿で問題児扱いされている。

問題児が率先してグループを仲間だと思うような行動したらどういう印象を受けると思う?

間違いなく【良】判定でしょ!

 

 

他のグループがことごとく不合格する中、僕たちは意を決して渡辺の前に立ち向かった

渡辺がいる部屋へ入るとこんな感じでした。

f:id:bokutokazokutosonota:20180917074348j:image

 

物凄い威圧感

あまりの威圧感で暗記したほとんどを忘れそう。

・・・正直、演技どころじゃない。

それほどの異様な空間だったことを今でも覚えてます。

というか、

お前も眠そうだな! おい!www

 

渡辺 「じゃあ始めて」

(でもやるしかない! なんたってこっちは今すぐ寝たいんだよ!)

早く寝たい。本当にこの感情しかありませんでした。

 

 

そして7人による寸劇が幕を下ろした

・・・ごめん。

実は内容、全く覚えてないんだ(笑)

 

とにかく出だしは好調だったのは覚えてます。

しかし中盤になり案の定誰かがセリフを忘れて止まってしまいました。

 

「・・・・・」

 

きた! 俺のターン!

 

・・・「大丈夫! とにかく最後までやりきろう!」

どこの好青年やねん! ばりの笑顔で仲間? を励ました。

 

これが通用するのかどうか不確かだったので渡辺の顔をチラ見すると・・・

f:id:bokutokazokutosonota:20180917124655j:image

 

めっちゃハニカンでるーーーー!!!

(これは、いける! 絶対いけるやつだ! 寝れるぞ!

瞬時にそう悟りました。

 

その後誰かが忘れたセリフは「大丈夫! やりきろう! ニコ☆」で押し通し7人による寸劇は終わりました。

 

結果は

 

・・・

 

・・・

 

「合格!」

 

そうまさかの一発合格だったのです!

一字一句暗記するのなんて関係なかったのです!

仲間・・・仲間が大切だったのです!

 

 

渡辺 「まさかこのグループが一番に合格するとはな」

とかなんとかハニカミながら言ってましたが、気づいた時には嬉しすぎて皆でハイタッチしてましたよ。

・・・完全に洗脳されてましたよ(笑)

だって普通ハイタッチなんかします? その日初めて会った人とハイタッチします?

しませんよね。

つまり、【逆境苦難を乗り越えたと思わせての仲間意識を高めさせて】みたいな洗脳なんですわ これ。

 

・・・こわーw

 

 

次の日も朝から晩まで色々して、もちろん大声量で「スイッチオン!」・・・そして夜、サプライズゲストがやってきた

やっとこの合宿も終わりを迎えようとしていました。

 

長い、長すぎた。きつかった。辛かった。喉も痛い。泣きそうだった。

最初はどうなることかと思ったがなんとかなったな。。

色んな想いがこみ上げてきているのは僕意外の周りのみんな

 

僕はこの時、早く帰りたい! それだけでした。

性根が腐ってるんでしょうね(笑)

 

 

ーー夜22時

後は寝るだけと思っていたらまた渡辺が突然言いました。

 

渡辺 「えー今から最後の課題を出す。全員体育館へ集合!」

 

・・・まじかよ。また何かとんでもないこと言ってくるんじゃないのか? という不安を覚えましたが・・・余計な心配だったようです。

 

渡辺 「サプライズゲストとしてあなた達の働いているお店の社長や先輩に来てもらいました! そこで最後の課題だ・・・。

それぞれこれからの決意や意気込みを社長と先輩の前で言ってくること!

 

(いやあーサプライズでもなんでもねえー! めっちゃ恥ずかしいやつじゃーーーん!!!)

 

 

でも、あれ? 

なんかみんな号泣しながらそれぞれのお店の社長や先輩の元へと駆け出していってるし・・・

「スイッチオン!」で培った大声量で決意や意気込みを言い始めてるし・・・

 

正直、え? なんで? なんで親でも家族でもないこの人達に泣いているの? という感じでしたが、もうこれは演技するしかないなと思い若干涙目を浮かべ僕も駆け出しました。

やはり性根が腐っているようです(笑)

 

 

ーーだだっ広い体育館の至る所から鳴き声と馬鹿でかい声の意気込みが聞こえてきます。

 そんな中、この合宿で鍛え上げた演技力を良く知る顔の前で見せつけました。

 

「社長! 先輩! これからも・・・これからも・・・これからもよろしくお願いします! (泣)

 

 

こうして地獄のような合宿が終わりを告げるのでした。

 

 

その後、僕は美容師を・・・

 合宿の次の日は仕事が休みだったから今回の出来事や教えられた事を振り返ってみました。

 

・美容師は役者

・お店はステージ

・「スイッチオン」で自分を切り替える

・大切なのは仲間意識

・「辛いことがあってもこの日の合宿の事を思い出しそれを糧にしてほしい」という最後の渡辺の言葉

 

 

・・・「よし。明日から美容師辞めよう!www

 

いやね、なんかね、自分を偽ってまで美容師したくなくなっちゃったんですよ

 

だから次の日、辞表書いて渡しました(笑)

 

お店にはごめんなさいって感じでしたけど、

合宿を通してこう思えたから逆によかったかもしれないと思ってる。

 

役者とか、店はステージとか、自分を騙して言い聞かせ

そのままズルズルと美容師しててもね、

 

あれでしょ。

いい結果生まないでしょ。

 

だからね速攻決断しちゃったんですよ。辞めるって。

 

これが良い選択だったのか悪い選択だったのか分からないけど・・・良い選択になるようにこれからも頑張っていきたいと思いますよん!

 

 

っということで上手いことまとめてーーーースイッチオフ!(笑)