先日家族で晩御飯を食べていた時のこと。
突然、我が子そうた/6歳/男/ がことわざを連発し始めた
「犬も歩けば棒に当たる」
・・・
「猿も木から落ちる」
・・・
「喉元過ぎれば熱さも忘れる」
・・・
「安物買いの銭失い」
・・・
「論より証拠」
・・・
・・・
・・・
なんだなんだ急に!?
6歳の子が「喉元過ぎれば」とか「論より証拠」とか、
大人の僕でも知らないことわざ連呼しとるやないかーーーい!!!
ーー突然のことわざ知識に親としては驚きと感動で胸いっぱいだったが、どうやらつい最近買ったスマイルゼミ(年間5万円もする)というタブレットのような勉強専用の機材で得た知識のようだった。
年間5万円もするお勉強用タブレットを買った甲斐が発揮された瞬間である
ーー『そうた、お勉強頑張っているんだな』っと晩御飯に出てきた餃子を頬ばりながら想い拭けていると、
下の子我が子あやの/3歳/女子/が「あやも、あやの番! お兄ちゃんうるさーい!!」っとバカでかい声でお兄ちゃんであるそうたを制した
お兄ちゃん(そうた)からしたらあやのは妹。
年の差なんて関係ないかの如く毎回お兄ちゃんに喧嘩を売るような態度のあやの。
そんな妹は、どうやらお兄ちゃんがスマイルゼミで勉強している横でタブレットを覗き込み、ことわざの知識を得ているようだった。
その知識を僕と妻に見せたいのだろう
・・・いや、見せつけたいのだろう。
『私もお兄ちゃんみたいにできる女』
だと。
親としてはお兄ちゃん用に買った年間5万円もするタブレットで、下の子までも勉学に励むことができていると思うと悦ばしく、心躍る気持ちだ。
そうそれは・・・
年間5万円もするお勉強用タブレットを買った甲斐が発揮された瞬間なのである
ーー下の子あやのは既に3歳
あやのは異常なまでに数字が苦手で、1・2までしか数えられない。
調子がいいと「イチ ニー サン」っと連続で数えられる時もあるが稀だ。
そんなあやのがことわざを覚え、さらにはここで披露してくれるというではないか。
『す すごい。すごいぞあやの!』
お前は理系じゃなくて文系だったんだな。
いつの日か、
「3歳なんだから3までくらいはとっとと数えれるようにならなくちゃ!」
とか怒ってしまってごめんよ。
ーー親である以上子供の得意な事、つまり才能を見極め、その才能を伸ばしてあげられる環境にしていかなくちゃならない
お兄ちゃんのそうたは理系・文系とどちらもまんべなく出来る。
それはそれでいい。
しかし妹のあやのは数字が苦手。
つまりあやのは文系に特化させるべきだったのだ!
スマイルゼミという教材タブレット(年間5万円)がそれを教えてくれた。
よし
聞こうではないかあやのよ。
ことわざという日本の象徴である正文を!
その研ぎ澄まされた文章に対しての感性を!
今!
ここで!!
爆発させるんだ!!!
・・・
・・・
・・・
・・・
「さるもあるけばひかれる」
・・・
「さるも あるけば ひかれる」
・・・
「猿も歩けば轢かれる」
年間5万円もするお勉強用タブレットにひびが入った瞬間である
ーーいや確かに猿も歩いてると車に轢かれることもあるかもだけどさぁ(笑)
・・・あやのちゃんにはまだまだスマイルゼミはいらないかな(*^▽^*)アハハ
ーー最後に
その日の食卓は笑いと失笑がおり混じるなまぬる〜〜〜い空間でしたとさ☆
・・・人知れず爆笑したのは秘密w
お・し・ま・い
