
「なんか…このままでいいのかな?」って月曜の夜が来るたび思うんですよ。
なんてことない平日夜。
冷蔵庫にあるのは水と半端なポン酢、SNSには誰かの「フリーランス5年目、旅しながら働いてます
」ってキラキラ投稿。その画面を見つめながら、私は思うのです。

「え、私…このまま歳取ってくの…?」って。
別に大きな不満があるわけじゃないんです。
仕事もまあまあ、友達もまあまあ、生活もまあまあ。
でも、“まあまあ”のまま“まあまあの人生”がエンドロールに向かっている気がして、月に一度、深夜2時に布団の中で心がこじ開けられる。
そんな私に、あの本が“時間泥棒の正体”を教えてくれた
で、ある日ふらっと読んだのがこの一冊。

『あっという間に人は死ぬから』佐藤麻衣 著
「人生にこのままでいいのか?」と思い続けてる私の胸ぐらを、
“死”というシンプルで強烈な事実でガッと掴んでくる本でした。
「死を見てないから、行動しない」ってズバッと斬られた
この本で一番グサッときたのがこの指摘。
「私たちは“死”を直視していない。だから本当にやるべきことを、ずっと先延ばしにしている。」
正直、図星すぎてカフェで読んでた私はコーヒー吹きそうになった。
“そのうち海外に住みたい”
“そのうち痩せたい”
“そのうち本を出したい”

……そのうちって、いつよ?
焦燥感の正体は、“自分の価値観”とズレてるからかもしれない
本書には、「過去のつらかった経験」と「子どものころ夢中になってたこと」から、“自分の価値観”をあぶり出す方法も書かれてました。
私は小学生の頃、何かを「書いて」「人に伝える」ことが大好きだった。
でも大人になった今、SNSもブログも怖くて投稿すらできない。
これか、これが私のズレだ。
“本当はやりたいのに、怖くてやってない”こと。それが「このままでいいのか?」って問いに変わって、定期的に胃にぶつかってくるのかもしれない。
「このままでいいのか」と思ったら、何かを1つだけ書いてみる
この本を読んでから、私はあることを始めました。
ノートに「今、やりたいこと」と「やってない理由」を書く。
たとえば…
- やりたいこと: ブログで本音を書く
- やってない理由: 批判されそう/自分には価値がない気がする/バズらなかったらどうしよう
書いてみると、“やらない理由”ってほとんどが思い込みと妄想なのがわかってくる。
逆に、そこを突破したら“このままでいいのかループ”から抜け出せる気がする。
まとめ:「このままでいいのか?」は、ちゃんと“変わりたい”のサイン
だからね、この記事はまさに自分のために書いた。
「何か変えたいけど、どうしたらいいか分からない」
そんな漠然とした焦りを、ちょっとずつ言葉にするための練習。
本音で書けたのは、この本のおかげです


「死は予定より早く来る」
この言葉に震えた人は、読んでみてほしい。
たぶん“このままじゃいけない気がする”って気持ちに、地図を描いてくれるから!
[『あっという間に人は死ぬから』の要約と感想はこちら]
この気づきのきっかけになった本の感想と要約は、こちらにまとめています

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