それはまるで、「一人戦隊ヒーロー」状態。変身アイテムも仲間もなし、ただひたすらにオムツとミルクと戦う日々。
パートナーがいない、いても物理的・精神的に戦力外。そう、これが現代のワンオペ育児。
目次
実録!限界突破した“私”のワンオペ育児地獄日記
朝6時、オムツ爆発から始まる「株価暴落モーニング」
朝、起きたらまず爆発音。いや、正確にはおしり方面からの湿った地鳴り。オムツが限界を超えた時、人は自然災害を思い出す。そんな朝に限って、着替えたばかりの保育園バッグの中身が全部出されていたりする。
夕飯は三日連続「茶色い祭り」〜冷凍からの挑戦状〜
冷蔵庫を開けたら、そこには茶色しかない。唐揚げ、ミートボール、ハンバーグ。冷凍食品という文明の利器が繰り出す「もうこれでいいだろ」感がすごい。罪悪感? 今さら何言ってんの、こっちは三日風呂入ってないのよ。
夜泣き×仕事メール=地獄のタッグマッチ
赤ちゃんの泣き声がBGMのなか、取引先にメールを打つ。文章はビジネス、心はボロボロ。「お世話になっております(泣)」と書きたくなる衝動との闘い。
「つらい」は甘えじゃない|涙を流していい理由
「甘えるな」「母親なら当然」なんて言葉、どうか聞かないでほしい。つらいものはつらい。泣いていい。むしろ泣け。涙は乳酸菌より効く。
ワンオペ育児がラクになる5つの工夫(でも完璧じゃなくていい)
「○○しない勇気」こそ最強アイテム
洗濯物、たたまなくても死なない。夕飯、作らなくても人類滅亡しない。「○○しない勇気」は最高の防具。
宅配・家電・第三者の手を借りる術
文明を信じろ。ロボット掃除機と食洗機は、心の友。宅配は命の綱。親でもヘルパーでも、使える手は全部使え。
夜中に泣いたママが朝笑えた魔法の習慣
日記、SNS、推し活、なんでもいい。誰かに吐き出すだけで、心のデトックスは始まる。笑えなくても、つながれるだけで救いになる。
同じように“つらい”と思ってるあなたへ|声を届けたいラストメッセージ
「私だけじゃなかった」──それだけで、救われる夜がある。つらいって言っていい。がんばってるよって言ってあげて。あなた自身に。
そして私は今日もまた、茶色いおかずを並べて、笑う。
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