こんにちは。
毎日毎日仕事仕事で反吐が出そうなほど働いて働いてそれでも生活ギリギリでストレスがストレスを呼び気が狂いそうでぶっ倒れそうな工藤です。
初っ端から気が狂った文章になっちゃいましたが、あなたは知っていますか?
日本の仕事の数、つまり全産業がいくつあるのか?
実は日本だけで約・・・1万7千種類もの職があると言われています!
これほどまで多種多様な仕事があるのにも関わらず、僕は現在『特に興味も関心も好きでもない現場仕事』をかれこれ10年以上続けちゃってます。
1日のうちの大半が仕事なのは仕方ないとして、その大半を興味も関心も好きでもない事に膨大な時間を捧ぐことがどれほど勿体ない事か。しかもそんな毎日を10年も。
そこで思い立ちました。「少しでも誰かの役にたつために現場仕事の現実を知ってもらおう」っと。
っという事で早速、
現場仕事できつい(嫌な)ところ
例えば就職どうしようか迷っているそこのあなたへ就職するまえに現場仕事の現実を少しでも知ってもらえればなと思います。
では、先ずは実際に働いて現場仕事のきつい(嫌な)ところを挙げていきますね。
1.夏は激あつ・冬は激さむ
外で仕事をする人の宿命。
冬は体を動かしていれば暖かくなるのでまだ耐えれますが、夏は地獄です。
本当に地獄。
一般の人が暑いとか言ってるレベルじゃないほど暑いです。体を動かせば動かすほど暑くなりますし、日向の温度は40度なんて軽く超えてます。
熱中症対策として、小型のファン付き作業着が売られていますが効果の割に値段が高いのでおすすめはできません。
こんなの
これ、風を逃がさない構造のため分厚い設計になってるんだけどその分暑苦しいし動きにくいし意味あるのかないのか・・・はっきし言うと余計暑く感じてしまうっていう。
まあでも少しは意味あるのかな?
着始めはあまり効果が感じないのは確かなんだけど、汗を掻き始めて濡れた体を風によって冷やして初めて涼しいかな?っと感じる程度ですかね。
それよりも個人的に動きにくさがどうしても気になるし、空調服の事を全然知らない人達からしたら「この暑い日に何であんなごわついた服着てんだろ?」って思われてそうです。(笑)
安価のものは、はっきし言って意味なし。コードの根本やファンがすぐ壊れちゃいます。
嫌なところ1 まとめ
- 季節の影響をもろに受ける
- 夏は危険レベルの暑さ
- 熱中症対策の空調服などが高い
2.現場によって1時間2時間かけて車移動
これね、運転手以外はまだいいんですよ。寝てりゃいいんだから。
でもね下っ端は常に運転なんです。(僕は下っ端です 笑)
近い現場だと苦じゃないけど遠いと辛い。
現場が遠いと朝会社へ集まるのも早く、眠い目擦って1時間2時間かけて現場へ向かって即仕事。
この時点で乗ってるだけの人より疲れているのは確かだけど何の文句も言えない。
まあ文句なんていうつもりもないけどさ、でもさ、長時間運転するのってかなりしんどいよね。
もちろん帰りも下っ端が運転。
大きい現場だとこれが2ヶ月3ヶ月続くわけです。
・・・これ、意外にガチでしんどいです。
嫌なところ2のまとめ
- 現場までの運転がしんどい
- 後輩もしくは同期が居ないとほぼ毎日自分が運転する
3.日焼けで真っ黒 もしくは真っ赤
夏場、みんなの顔は真っ黒か真っ赤。
個人的に日焼けはなるべくしたくないので日焼け止めを毎回塗るのですが、汗でほぼ流れてしまうのかあまり意味ない気がします。
そもそも常に炎天下の中の作業もあるので日焼け止めじゃ防げないと思う。
4.ヘルメット(禿げやすい・あごひも焼け)
はいこれ最大級の嫌なところ。
ヘルメットね、侮っちゃいけないです。
身の安全を守る為に身を削るんですよ。マジで。
特に夏場。
クソ暑いのにあんな通気性のよくないものを常に頭を覆っているわけですから蒸れる蒸れる。
おかげで頭皮の弱い僕は被れて被れて抜ける抜ける禿げる禿げる。
・・・このままじゃマジで禿げるよ! 助けて(笑)
実際に現場には主に頭の天辺が禿げている人もちらほら見えます。
もちろんヘルメットだけが原因じゃないかもしれないけど普通の人よりかは禿げる可能性が高いと言えます。
そして、アゴ紐焼け。これは恥ずかしいですよ。
どんな感じかと言うと、

こんな感じ。
これ本当にめちゃくちゃ恥ずかしいから。
ヘルメット被っていないのにまるであごひもだけ付けているような。
嫌なところ4のまとめ
- ヘルメットを被ることによって禿げる可能性が高くなる
- アゴ紐焼けがかなり恥ずかしい
5.埃・木屑・コンクリートカスなど、とにかく汚い場所での作業が普通
会社勤めの方からしたらとんでもなく汚い場所だと思います。
地下の仕事だとホコリまみれなのは勿論、コンクリカスが大量に散らばっていたり、地下じゃないにしろベニヤ板を切ったりするので木屑の粉が舞ってたり。
あと、ごく稀にですが一昔前に問題になったアスベストでできた素材の物を切ったりも。
※(アスベスト含有量0.1%未満のみ使用。山奥の砂防などひと気がない場所でのみ使用しているので一般の方への健康被害はないから安心してください。)
そのどれもこれも粉塵となって吸い込んでいるので将来病気になりそうで怖いです。
嫌なところ5のまとめ
- 汚い現場が多い
- 粉末状のものはどうしても吸い込む
- 将来変な病気にかかりそうで怖い
6.死亡率の高さ
先ずはこちら↓を見てください。
昨年1年間に建設現場(建設業)で327人が死亡しているのです。
©yahoo.co.jp
正直この数字が多いのか少ないのか分からないですよね?
でも実はこれ・・・全産業のうち1番高数字なんです!
全産業ですよ! 凄い事ですよ。
死亡事故の例としては…
- 熱中症
- 高所からの転落
- 吊り荷の落下
などなど細かいものをあげればキリがないほどの要因があります。
事実自分もヒヤッとすることが多々ありましたし、実際に救急車で運ばれたりした従業員もいました。
詳しくはまた別記事に書きますが、
死亡するリスクが高いのにも関わらず、はっきり言って給料は安いです。
参考程度に僕の給料を言いますと、
10年働いて日当1万1000千円
・・・
実家暮らしだからいいもの、アパートとかだったらやっていけるかどうか。
嫌なところ6のまとめ
- 他の産業より死亡するリスクが高い
- 怪我や死亡するリスクが高いのに関わらず給料は決して高いとは言えない
現場仕事で良いところ
次に実際に働いて現場仕事の良いところを挙げていきますね。
1.仕事をする場所が変わるので飽きにくい
工場などは毎日同じ場所でほぼ同じ仕事内容の事を淡々とこなしていくだけだと思いますが、現場仕事の場合は一つの現場が終わればまた違う現場で仕事をするので飽きにくいと思います。(工場で働いたことがないので工場勤務の事実は分かりません。ただの憶測です。)
仕事内容も基本的には同じだけど現場によって少し変わる部分もあるので、良いところと言えばそうなのかなって思いますね。
自分は工場のような同じ事の繰り返しだけはかなり抵抗があるのでこの点に関しては幾分かはマシだと思います。
2.雨の日は休めることもある
これは現場仕事の中でも業種や会社にもよると思いますが、僕が働く型枠大工ならば忙しくないかぎりは雨の日は休みになることも多々あります。
しかし、前述通り僕が働く会社は日当制なのでその分月の給料は減ってしまいます。
・・・それでも突然の休みは嬉しいものですね。
まとめ
現場仕事の嫌なところ
- 夏は激あつ・冬は激さむ
- 現場によって1時間2時間かけて車移動
- 日焼けで真っ黒 もしくは 真っ赤
- ヘルメット(禿げやすい・アゴ紐焼け)
- 埃・木屑・コンクリートカスなど、とにかく汚い場所での作業が普通
- 死亡率の高さ
現場仕事の良いところ
- 仕事をする場所が変わるので飽きにくい
- 雨の日は休めることもある
あれ?良いところめっちゃ少なくね!?www
でもね、実際に10年以上も同じ仕事をしているとどうしてもよくないところに目がいってしまって・・・だけどこれが事実なんですよ。
ここには書ききれない嫌なところ、まだまだ山ほどあります(笑)
日当制とかもそう。
雨の日休みは嬉しいけどそれで給料下がって生活苦しくなるんだから結局そこも現場仕事のダメなところなんだよね。
基本休みは日曜日だけだし、まあ土曜日仕事なかったらさらに給料減るからなんとも言えないんだけどそれでも言わせて・・・月給にしろや!!(笑)
「現場仕事は土曜休みありませーん風潮」がね、どうしてもあるんですよ
日本人バカデスカラーーー土日休みの月給にしろや!
ZOZOタウンだっけ? あそこはいいよ。6時間勤務の土日休みなんだから。(たしかそう)しかもそれで作業能率上がってるって言うんだから、大したものですよ。
なんだかんだもうすぐ4月ですよ。新社会人の方、個人的意見として聞いといてください。現場仕事なんてやるもんじゃない!
もっと勉強してZOZOタウンに入社してください(笑)
ただ・・・
本気で「俺は建築関係の仕事に就きたいんだ! 職人になりたいんだ!」っていう方は本気でやってください。途中で投げ出さすいつか独立してやるって気持ちで。
やっぱりねそういう方達はカッコイイです! 現場での動きが他と全然違うしね、「あ、この人になら付いていけるかも」って思うし、そう思わせたらもうあなたの勝ち!w